アセスメント例文 看護実習の乗り越え方

【看護実習に役立つ】ヘンダーソン14項目アセスメント(12)『達成感をもたらすような仕事をする』

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ヘンダーソン14項目とは?

ヘンダーソンが『看護の基本となるもの』の中で挙げた、人の基本的欲求と基本的看護の構成要素と呼ばれる14の基本的ニードの項目をいいます。

1、正常に呼吸する
2、適切に飲食する
3、あらゆる排泄経路から排泄する
4、身体の位置を動かし、またよい姿勢を保持する
5、睡眠と休息をとる
6、適当な衣類を選び、着脱する
7、衣類の調整と環境の調整により、体温を正常範囲に維持する
8、身体を清潔に保ち、身だしなみを整え、皮膚を保護する
9、環境のさまざまな危険因子を避け、また他人を傷害しないようにする
10、自分の感情、欲求、恐怖あるいは”気分”を表現して他者とコミュニケーションをもつ
11、自分の信仰に従って礼拝する
12、達成感をもたらすような仕事をする
13、遊び、あるいはさまざまな種類のレクリエーションに参加する
14、”正常”発達および健康を導くような学習をし、発見をし、あるいは好奇心を満足させる

今回は12、『達成感をもたらすような仕事をする』について書いていこうと思います。

 

『達成感をもたらすような仕事をする』のアセスメントの視点

アセスメントの視点

①身体的あるいは精神的に仕事(生産活動)ができる

②自分が社会に受け入れられているという満足感がある

 

発達段階

老年期は、家庭面では子育てが完了したり、仕事も退職したり役割の方向転換を迫られる時期になる。

  • 経済の中心が子供や孫の世代に移る   など

 

充足アセスメント例文

①『身体的あるいは精神的に仕事ができる』という状態のアセスメント例文

主婦・主夫

「日曜日に昼食を食堂で食べてみようと思う。」「家に帰ったら家事や子どもたちのことがあるからね。」と退院後の社会復帰に向けて、逃避することなく立ち向かっているため、身体的あるいは精神的に仕事ができる状態と考えられる。

 

老年期

対象者様は、子ども世代を見守り、子どものために何かしてあげたいという気持ちが高まる段階であるのに、入院することで逆に人に世話をされる立場になってしまっている。

現在は子どものために何かしてあげたいという役割を果たせない状況になってしまったが、対象患者様は孫の写真を大事に持っており、家族との思い出を大事にしていることから、役割を果たそうとはしていると考えられる。

 

②『自分が社会に受け入れられているという満足感がある』という状態のアセスメント例文

入院したため仕事を休んでいるが、「家に帰ったら町内会の役割もあるし、職場にも早く戻って仕事をすすめなくてはいけない。」といった発言から、社会復帰をあきらめることなく現実に立ち向かっているため、対象者様は、自分が社会に受け入れられているという満足感がある状態であると考えられる。

 

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